
『日米教師教育政策の研究 教員スタンダード、ガバナンス、アカウンタビリティを中心に』牛渡淳 編著 (東信堂刊)
『日米教師教育政策の研究 教員スタンダード、ガバナンス、アカウンタビリティを中心に』牛渡淳 編著 (東信堂刊)
「専門職としての教師の質」をいかに保証し、向上させうるか
■本の内容
「教職の専門職的自律性と民主性」を特色とする米カリフォルニア州の教師教育の制度・政策・ガバナンスを構造的・包括的に明らかにした研究(Ⅰ部)および、わが国の都道府県・指定都市ごとに作成された教員育成指標についての初の詳細な全国調査・事例研究(Ⅱ部)を通し、教員スタンダードを中心とした日米の教師教育政策の実態と課題を明らかにする。「教師教育における社会的公正」研究の第一人者コクラン=スミス教授を招いての国際シンポジウムの内容(Ⅲ部)も収録し、日米の教師教育政策の最前線を捉えた1冊!
■編著者:牛渡淳(うしわた じゅん)
1952年宮城県生まれ。東北大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。博士(教育学)。カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、仙台白百合女子大学教授を経て、現在、仙台白百合女子大学名誉教授。仙台白百合女子大学元学長。日本教育経営学会元会長。東北アメリカ学会元会長。現在、東北教育学会会長、日本教師教育学会常任理事、日本学校教育学会理事、アメリカ教育学会理事を務める。教育行政、教育経営、教師教育、児童文化等を研究。
主な著書:共編著『大学における教員養成の未来』(学文社、2024年)、共著『教師教育におけるスタンダード政策の再検討-社会的公正、多様性、自主性の観点から-』(東信堂、2022年)、単編著『新版 初めて学ぶ教育の制度・行政・経営論』(金港堂、2020年)、共著『学びの専門家としての教師』(岩波書店、2016年)、共編著『専門職としての校長の力量形成』、(花書房、2016年)、単著『教育学原論』(中央法規、2008年)、単著『現代米国教員研修改革の研究』(風間書房、2002 年)、その他多数。
■目次:
はじめに 牛渡淳
第Ⅰ部 米国における教師教育と教員スタンダード―カリフォルニア州を中心に―
第1章 カリフォルニア州の現状と問題の所在 櫻井直輝
第2章 教員スタンダードのガバナンス 渡淳・櫻井直輝・木場裕紀
第3章 教師教育に関わるスタンダードの全体構造 藤本駿・藤村祐子
第4章 教員スタンダードと教員免許制度 藤本駿
第5章 教員養成プログラムの「アクレディテーション」 木場裕紀
第6章 教員不足問題に対応する州間移動協定の政治過程 阿内春生
第7章 教員団体と教師教育 牛渡亮
第8章 教師教育における「教科教育団体」の役割 川口広美
第Ⅱ部 日本における教員スタンダードの実態と課題―教員育成指標と研修、及び、機関包括型改革を中心に―
はじめに 教員の質保証政策としての教員育成指標 鈴木久米男
第9章 教員の育成指標と研修体系(東北6県調査) 鈴木久米男・福島正行
第10章 教員の育成指標と研修体系(全国調査) 鈴木久米男・福島正行
第11章 幼稚園教諭等の育成指標と研修 鈴木久米男
第12章 教員の力量形成における研修の役割 鈴木久米男・佐藤 進・川上圭一・仁昌寺真一・福島正行
第13章 入職前段階での教員育成指標と教員採用 鈴木久米男・福島正行
第14章 学校事務職員の研修体系と育成指標 福島正行
第15章 SDGs 時代の学校と教師の改革実践 梅澤収
第Ⅲ部 日米国際シンポジウム2023―日米教師教育におけるアカウンタビリティの可能性を探る―
はじめに 木場裕紀
第16章 教師教育の傾向と緊張関係 マリリン・コクラン=スミス/木場裕紀訳
第17章 教師の質を測定する ラリー・ラドロー/木場裕紀訳
第18章 日本における教師教育政策 佐藤仁
第19章 指定討論及びフロアディスカッション 指定討論者:牛渡淳 講演者:マリリン・コクラン=スミス/ラリー・ラドロー/佐藤仁
終 章 牛渡淳
あとがき 牛渡淳
定価 6,820円(税込)
刊行日 2026年1月20日


