KEI BOOK CLUB

高等教育関連の新刊書を中心に、さまざまなジャンルの書籍を紹介するコーナー

『学長はどのように育つのか』両角亜希子 編著(東信堂)

8年間の学長研修と4年間の追跡調査から、その成長の軌跡を描く。

■ 本の内容

18歳人口の急減、相次ぐ大学の統廃合―。大学の生き残りを左右する重大な鍵の一つが、経営を担う学長の力量である。本書は、8年間の学長研修と約4年間にわたる追跡インタビューをもとに、学長がさまざまな経験を通じてリーダーシップを形成していく過程と、その中で研修が果たす役割を実証的に明らかにする。前著『学長リーダーシップの条件』(2019)に引き続き、大学経営の未来を考えるすべての関係者必読。


■ 編著者:両角亜希子

東京大学大学院 教育学研究科 総合教育科学専攻(大学経営・政策コース) 教授

■ 目次:

はじめに 両角亜希子

第1部 4名の学長の軌跡―縦断インタビューによる分析
 第 1 章 分析枠組みと調査設計 両角亜希子
 第 2 章 A 学長の軌跡 王帥、平本早雪、両角亜希子
 第 3 章 B 学長の軌跡 戸村理、川崎成一、両角亜希子
 第 4 章 C 学長の軌跡 飯塚潤、松村智史、両角亜希子
 第 5 章 D 学長の軌跡 菅原慶子、戸村理、両角亜希子
 第 6 章 4名の学長の比較考察 両角亜希子、王帥、戸村理

第2部 学長研修の設計と運営―実践の検討と課題
 第 7 章 学長セミナーの記録 両角亜希子、鈴木拓人、王帥
 第 8 章 アドバイザー学長の視点からみた学長セミナー
 第 9 章 参加学長の視点からみた学長セミナー
 第10章 アメリカにおける学長研修 岡鼻宏直

第3部 学長のリーダーシップに関する量的分析
 第11章 学長のリーダーシップの有効性に関する分析―調査データによる分析 山本清
 第12章 学長調査からみる学長のリーダーシップ能力 王帥
 第13章 私立大学の理事長からみた学長のリーダーシップ 平本早雪
 第14章 私立大学における理事長と学長の関係―学長セミナーにおける発言の質的分析 両角亜希子、小林武夫、王帥、松村智史
 第15章 学長・教員・職員調査からみた大学運営―現状と課題 両角亜希子

終 章 学長はどのように育つのか―本書の知見と今後の課題 両角亜希子、王帥

索引/執筆者紹介


定価 3,740円(税込)
刊行日 2026年9月8日

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