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  • 国際紛争、大規模災害、少子高齢化など、厳しい状況の中で新しい道を拓くための人材育成・社会貢献に資する大学への期待は大きい。真摯に改革に取り組む大学トップの声を紹介する。

佐賀女子短期大学 今村正治学長[後編]

韓国との長年のかかわりと、佐賀での韓国との出会い

立命館大学では歴史学を志し、韓国近現代史を専攻しました。立命館の職員として働き始めてからも、立命館大学は韓国の大学との初めての連携を模索するときの訪問団として、私も初の訪韓を果たしました。

また、市民運動として取り組んでいた「平安建都1200年映画をつくる」会の事務局長として、徴用した朝鮮人たちを終戦後すぐに無理やり帰還させようとした船が謎の爆沈を遂げる、戦後2番目の海難事件・浮島丸事件を題材にした映画『エイジアンブルー』制作に携わりました。

このコースの売りは、高いレベルの韓国語学習で、どんどん韓国に留学できる。短期も交換留学も、そして卒業後、韓国の4年生大学への編入学もできるということです。実績を積み重ねているので、全国から学生が集まります。この韓国留学への道は、コースだけではなく、保育など、すべてのコースにも機会があります。

この韓国語・文化コースがあったからこそ、「現代韓国学部」(仮称)が構想できたのです。

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