ミネルバ大学を解剖する
松下佳代 編著
「世界で最もイノベーティブな大学」で学生は何をどう学んでいるのか?
世界の大学教育の常識を覆したミネルバ大学。その教育実践を、3年あまりにわたる学生や教職員等へのインタビュー調査、訪問調査を通して精緻に描き出す。汎用的能力の育成を掲げるミネルバ・モデルは成功しているのか。ミネルバ・モデルを解剖し検証する!
ミネルバ大学創設者らによる『ミネルバ大学の設計書』(松下監訳、2024年)の姉妹編。
■編著者
松下佳代(まつした かよ)
京都大学大学院教育学研究科教授。京都大学博士(教育学)。専門は、教育方法学、大学教育学。
現在、大学教育学会会長、日本カリキュラム学会代表理事を務める。
著作に、『対話型論証による学びのデザイン』(勁草書房, 2021)など。
■目次
まえがき
序 章 ミネルバ・モデルとは何か
第1章 目標とカリキュラム
第2章 学習評価
第3章 授業法
第4章 準正課・課外活動
第5章 教職員
第6章 学生からみたミネルバ―長期的インタビューを通じて―
終 章 ミネルバ・モデルの日本の大学へのインパクト
付 論 ミネルバ・プロジェクトの動向
あとがき/謝辞/執筆者紹介
刊行日 2024年9月
著者 松下佳代編著
定価 ¥3520(¥3200+税)