KEI BOOK CLUB

高等教育関連の新刊書を中心に、さまざまなジャンルの書籍を紹介するコーナー

『予備校盛衰史』 小林哲夫 著 (NHK出版新書)

なぜ高校より面白かったのか?

■本の内容

駿台・河合・代ゼミ。伊藤和夫、小田実、金ピカ先生……なぜ高校より面白かったのか?

大学受験に失敗したら予備校に行けばいい――昔は皆そう考えていたし、浪人生はドラマの主人公にさえなった……今は昔。なぜこうも変わったのか。本書は1970~90年代を「予備校文化」の黄金時代として描き、推薦・AO入試優勢の現代が見失った「学問への入口」として予備校を捉え直す。


■著者:

小林哲夫(こばやし てつお):
教育・受験ジャーナリスト。1960年生まれ。『大学ランキング』編集長。著書に『神童は大人になってどうなったのか』(朝日文庫)、『改訂版 東大合格高校盛衰史』『京大合格高校盛衰史』(ともに光文社新書)、『ニッポンの大学』(講談社現代新書)、『中学・高校・大学 最新学校マップ』(河出書房新社)、『「旧制第一中学」の面目:全国47高校を秘蔵データで読む』(NHK出版新書)、『高校紛争 1969-1970』(中公新書)など。

■目次:

まえがき
第1章 いま予備校はどうなっているか
第2章 草創期の興亡ーー明治から戦中期まで
第3章 拡大期の群雄割拠ーー戦後から最盛期まで
第4章 爛熟期の寡占・淘汰・発展ーー八〇年代から現代まで
第5章 予備校のアイデンティティーーその効用とトラブル
第6章 予備校文化とは何か
第7章 「文化」を創り出す人びと
第8章 未来の予備校――少子化に向けたサバイバル
おもな参考文献
あとがき


定価 1,188円(税込)
刊行日 2025年2月10日

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