
山形・東北公益文科大学 2026年4月からの公立化が正式決定
文部科学省は2025年12月9日、公立大学法人東北公益文科大学の設立を認可した。これにより、2026年4月からの東北公益文科大学(山形県酒田市)の公立化が正式に決定した。
東北公益文科大学の公立化にあたっては、大学と山形県、および鶴岡市、酒田市、三川町、庄内町、遊佐町の2市3町が準備を進めてきた。公立大学法人東北公益文科大学の設立認可を受けて、山形県の吉村美栄子(よしむら・みえこ)知事は、「『公益』を冠する大学として開学してから25年を迎え、公立大学として新たなスタートを切る東北公益文科大学が、時代のニーズを捉え、これまで以上に地域の多様な主体との連携を深めながら、有意義な人材を育成し、地域の知の拠点として地域課題の解決、地域の活性化に大きく寄与していくことを期待するとともに、公立化に向けた準備を着実に進めてまいります」とコメントしている。
詳細は下記リンク先から確認できる。
・文部科学省|大学等の設置者変更に係る答申について(令和7年12月9日)
・東北公益文科大学|国際学部の設置認可を「可」とする答申について-2026(令和8)年4月開設予定-
参考
・東北公益文科大学|2026年4月公立化に向けて認可申請中
・山形県|東北公益文科大学の公立化及び機能強化について
・山形県|公立大学法人東北公益文科大学の設立認可についての知事コメント
執筆:山口夏奈(KEI大学経営総研 研究員)


