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文科省による将来推計 2040年の大学入学者は約50万人

文部科学省は2023年7月14日、第174回中央教育審議会大学分科会にて大学入学者数等の将来推計を公表した。2040年の推計大学入学者数は、外国人留学生入学者を含めて51万110人。各都道府県の大学進学者数は49万781人になる見込み。

文部科学省は将来の大学入学者数について、「 推計18歳人口に推計大学進学率を掛けて算出される各都道府県からの大学進学者数に、外国人留学生等を足す」ことにより推計。ここでの18歳人口は、「2020年度中の出生者数に各都道府県の生存率を乗算することにより、大学等に入学することが想定される2039年4月時点の18歳人口の都道府県比率を算出」して推計している。

また、大学進学率については「2018年度~2021年度における都道府県別、男女別の大学進学率の伸び率によって今後2050年まで大学進学率が上昇すると仮定し て都道府県別に推計」している。

以上の考え方に基づき推計された、2040年における大学入学者数は51万110人。2022年度の大学入学定員の総数62万6,532人から、10万人超の減少となる。

2040年以降の大学入学者数は40万人台となり、現在の大学の入学定員の規模が維持された場合、定員充足率は80%を割る年も見られるという。

詳細は下記リンクより
中央教育審議会大学分科会(第174回)会議資料:文部科学省 (mext.go.jp)


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