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文部科学省

東北大学、筑波大学、広島大学が文部科学省「国際競争力けん引学部等」に認定

文部科学省は17日、日本の国際競争力の向上を図るべく、優秀な外国人留学生の受け入れと、それに伴う我が国のグローバル人材の育成を目的に創設された「国際競争力けん引学部等」認定制度において、東北大学・筑波大学・広島大学の3大学11学部等を認定したと発表した。本制度に認定された学部等では、2026年4月1日より、外国人留学生の採用を前提に、収容定員の超過が一定程度認められる。認定学部等の詳細は下記の通り。

【令和7年度認定学部等】
●東北大学: 理学部
●筑波大学: 人文・文化学群/社会・国際学群/人間学群/生命環境学群/医学群(看護学類、医療科学類のみ)/体育専門学群/芸術専門学群
●広島大学: 理学部/生物生産学部/総合科学部


「国際競争力けん引学部等」認定制度創設の背景には、優秀な外国人留学生の獲得に向けた世界的な競争の激化がある。

日本の大学には収容定員の超過により学部の設置認可等に対するペナルティが存在し、これが進学予測が難しい外国人留学生の積極的な受け入れを困難にしていた。本制度はそうした指摘を受け、留学生受け入れを含む国際化体制が十分に整っていること等を条件に、国が認めた学部等に対して、収容定員の上限を一定程度超過することを認める特例措置を与えるものである。これにより、各大学は収容定員の枠にとらわれすぎず、積極的に優秀な外国人留学生を受け入れることが可能になる。

文部科学省は、この制度を通じて学修環境の国際化を進めると同時に、日本人学生の海外へ挑戦する意識や多様な価値観を培い、日本全体のグローバル人材の育成につなげることを目指している。


【参考資料】外国人留学生受入れのための「国際競争力けん引学部等」認定制度の創設(出典:文部科学省)


詳細は下記リンク先から確認できる。
文部科学省|国際競争力けん引学部等を認定します
文部科学省|国際競争力けん引学部等の認定等について

執筆:山口夏奈(KEI大学経営総研 研究員)

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