神奈川工科大学 2026年度入試で「入学金返還制度」を導入
受験生の経済的負担軽減と進路選択支援を強化
神奈川工科大学は、2026年度入学者選抜(総合型選抜、学校推薦型選抜、一般選抜)における併願制入試において、新たに「入学金返還制度」を導入する。本制度は、同大学が進めている受験生の経済的支援の一環として実施されるもの。受験生が安心して進路選択ができるよう、経済的負担を軽減することを目的としている。
本制度の対象となるのは、併願制の入試方式の合格者で、入学1次手続きを完了した後、指定された入学金返還手続き締切日までに「入学辞退届(学納金返還申請書)」を提出し、入学辞退を申し出た者。対象者には入学金が返還される。
対象となる入試方式と、返還手続き締切日は以下の通り。

同大学はプレスリリースにおいて、「(本制度により、)受験生の皆さまが複数の進路を検討しやすくなり、より納得した進学先の選択につながることを期待しています」とコメントしている。
※本制度の導入に伴い、発行済みの『2026年度募集要項』および『2026年度入試ガイド』に掲載の内容から一部変更が発生している。受験生および関係者は、大学が発表している最新情報を確認いただきたい。
なお、私立大学の入学金をめぐっては、今年6月、文部科学省から全国の私立大学に対して、合格者が納付する入学金の負担軽減を求める通知が出されていた。
関連リンク:KEIHER Online|文部科学省「私立大学における入学料に係る学生の負担軽減等について(通知)」を発出
詳細は、下記リンク先より確認できる。
神奈川工科大学|受験生応援サイト|入学金返還制度について
記事:山口 夏奈(KEI大学経営総研 研究員)


