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第172回芥川賞 現役大学院生が受賞

受賞者は西南学院大学大学院に在学

1月15日、第172回芥川龍之介受賞者が発表された。受賞作は、鈴木結生さん「ゲーテはすべてを言った」、安堂ホセさん「DTOPIA」の2作品。

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鈴木さんは、現在西南学院大学大学院の修士課程1年に在学している。2024年(同大学4年次)には「人にはどれほどの本がいるか」で第10回林芙美子文学賞佳作を受賞。2作目となる「ゲーテはすべてを言った」(2024年「小説トリッパー」秋季号掲載)にて芥川賞に初ノミネートされ、見事受賞を射止めた。

西南学院大学によると、「繊細な筆致とゲーテ研究という専門性の高いテーマを巧みに融合されている点が高く評価され」たとのこと。

第172回芥川賞選考会で、本学大学院に在学中の鈴木結生氏が芥川賞を受賞しました | 2025 | 西南学院大学 – 福岡から全国へ、世界へ、はばたく力を。 –

西南学院大学は過去にも複数文学賞受賞者を輩出している。2017年には沼田真佑氏「影裏」が157回芥川龍之介賞を受賞しているほか、2012年には葉室麟氏「蜩ノ記」が146回直木三十五賞を受賞、2015年には東山彰良氏「流」が153回直木三十五賞を受賞している。

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