韓国 ホライズン・ヨーロッパに参加 東アジア初
韓国 研究とイノベーションのためのプログラム「ホライズン・ヨーロッパ」に参加 東アジア初
欧州委員会は3月25日、研究とイノベーションのためのプログラム「Horizon Europe」に韓国がアソシエイト加盟国として参加することを公表した。2024年後半に合意書に署名、2025年より正式に加盟となり、助成金を受けることが可能となる。
「Horizon Europe」は、2021年から2027年まで実施されるEUの研究・イノベーションのフレームワークプログラム。EU加盟国のみならず、国際協力の一環として一定の基準を満たした他の国・地域とも連携を行っている他、低中所得国も助成の対象となる。今回、韓国が東アジアでは初めてアソシエイトとして加盟する。
韓国が参加するのは「Pillar Ⅱ(第2の柱)」プログラムで、主に気候、エネルギー、食料、健康といった世界共通の課題に焦点を当てている。韓国の研究者および研究機関は、2025年以降同プログラムに補助金を申請することが可能となる。
「Horizon Europe」は日本からも参加が可能だが、日本は第三国かつ助成対象外のため、予算を独自に確保するか、例外的助成を申請する必要がある。
日EU間は日欧科学技術協力協定を締結している他、2018年には日EU戦略的パートナーシップ協定、2020年には科学技術・イノベーション協力の強化に関する合意文書が締結されており、日EU間の科学技術協力が歓迎されている。
詳細は下記リンクより。
Republic of Korea to join Horizon Europe programme (europa.eu)