大学人事

東京農工大学 中村暢文氏を次期学長候補者に決定

現特命理事・事務局長・工学研究院教授 任期は令和8年4月1日から令和11年3月31日

東京農工大学は、2025年11月7日、2026年3月末をもって任期満了となる千葉一裕学長の後任として、中村暢文(なかむら・のぶふみ)氏を次期学長候補者に決定した。中村氏は現在、同大学工学研究院教授で、特命理事・事務局長も務める。今後、文部科学大臣の任命を受けて令和8年4月1日に新学長に就任予定。任期は令和8年4月1日から令和11年3月31日までの3年間。

中村氏は所信において、「未来への種をともに育む」をキーワードに、農学と工学の二学融合による独自性と、組織規模を活かした機動性により、規模を超越した教育研究成果を上げるとし、そのために以下5つの活動方針を基軸とした抜本的改革の推進すると述べている。

1)教育と研究の好循環を支える学生の多様化【種を蒔く】
2)研究の国際競争力の強化による社会課題解決への先導的役割【種を蒔く】
3)産学連携とイノベーション創出による大学の社会価値の最大化【ともに育む】
4)多様性を力に変える文化、プロフェッショナルとして輝ける職場環境の実現【ともに育む】
5)経営・ガバナンス・コンプライアンスの強化【収穫する】

国立大学法人東京農工大学 プレスリリースより

中村暢文氏は、1988年東京理科大学理学部卒業。1990年同大学大学院理学研究科博士前期課程修了。1993年大阪大学大学院理学研究科博士後期課程修了。博士(理学)。
1997年1月から1998年12月まで九州大学有機化学基礎研究センターにて講師(研究機関研究員)を務めたのち、1998年に東京農工大学工学部に講師として着任。2003年同助教授。2012年同教授。2022年4月から2025年3月の間、同大学大学院工学研究院長・工学府長・工学部長、教育研究評議員を務め、2025年4月から同大学特命理事、事務局長、教育研究評議員。

詳細は下記リンク先から確認できる。
国立大学法人 東京農工大学|〔2025年11月7日リリース〕国立大学法人東京農工大学 次期学長候補者の決定について

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