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京都大学 理学部、工学部で女子枠を新設

京都大学 理学部、工学部で女子枠を新設

京都大学は3月21日、2026年度入学者選抜より、理学部と工学部の特色入試で「女性募集枠」を新たに設けることを公表した。


理学部の女性募集枠は総合型選抜に新設し、募集定員は特色入試の37人中15人。女性募集枠の志願者は一般枠との併願ができない。

提出書類や物理・数学の能力測定考査、口頭試問及び共通テストにて選抜を行う「物理学・数学入試」と、提出書類や宇宙・地球・惑星に関係する小論文での能力測定考査、口頭試問及び共通テストにて選抜を行う「宇宙・地球惑星科学入試」の2つの選抜方法で募集する。

工学部の女性募集枠は学校推薦型選抜に新設する。募集人員は特色入試全体の61人中5人で、こちらの志願者は一般枠との併願が可能となっている。

選抜方法は学科により異なるが、提出書類や共通テストの成績、口頭試問などで判定される。

2023年度の京都大学の女子学生比率は、理学部が1411人中112人で7.9%、工学部が4178人中420人で10.1%と極めて低い。今回の女性募集枠の新設により現状のインバランスを解消し、キャンパス構成員の多様性を確保することを目指す。

 選抜方法等の詳細は下記リンクより。

特色入試(女性募集枠) | 京都大学 (kyoto-u.ac.jp)

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