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山形大学 新教育学部の構想を変更――教員養成に特化した学部改組へ

山形大は2月16日、地域教育文化学部を改組して令和8年4月の開設をめざす教育学部について、教員養成に特化した課程のみとすると発表した。2024年10月公表の構想では、「学校教員養成課程」120名と、臨床心理やスポーツ・食について学べるコースを備えた「地域教育共創課程(仮称)」 45 名を設置する予定であった。

学校教育教員養成課程の入学定員を120 名から145 名へ増加するほか、「心理支援系教員養成コース」を新設する。児童生徒の心の問題に対して的確に対応できる教員を養成することが目的だ。

学校教育教員養成課程の各コースの定員は下記のとおり。
・小学校教員養成コース(60 名)
・中学校教員養成コース(45 名)
・理数系教員養成コース(25 名)
・心理支援系教員養成コース(15 名)

文部科学省との協議を踏まえ、昨今の教員需要の高まりへの対応、また、現代的な課題に対応できる教員を養成するために、今回構想の見直しと具体化を行なったという。

詳細は下記リンクから確認できる。
山形大学における新たな教育学部の構想(変更)~地域のイノベーション人材を育てられる教員の養成~|新着情報:イベント案内|国立大学法人 山形大学

< 記事:山口 夏奈 >

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