
追手門学院大学、2026年度公募制推薦入試(前期)の入学手続締切日を後ろ倒しへ 文科省の通知受け変更
追手門学院大学は、2025年7月28日、2026年度公募制推薦入試(前期日程)における入学手続締切日を後ろ倒すことを発表した。同入試の入学手続締切日は、もともと2025年12月11日(木)であったが、今回の変更により2026年1月8日(木)まで手続期日が延長されている。
当該大学の発表によると、今回の入学手続締切日の変更は、今年6月に文部科学省が発出した「私立大学における入学料に係る学生の負担軽減等について(通知)」に基づくもので、複数大学への入学金の納付が受験生の進路選択の幅を狭めることがないよう配慮したという。
関連リンク:KEIHER Online|文部科学省「私立大学における入学料に係る学生の負担軽減等について(通知)」を発出
近隣の大学を見渡すと、例えば近畿大学の推薦入試(一般公募)の後半日程の合格発表日は2025年12月17日(水)となっている。仮に追手門学院大学と近畿大学の公募制推薦入試を併願で受験していた場合、当初の追手門学院大学の入学手続締切日では、近畿大学の合格発表を待たずして、追手門学院大学への入学金の納付を受験生や保護者に迫らざるを得なかったが、今回の変更に伴い、そうした状況を回避できるようになるため、受験生の負担軽減が期待される。
詳細は、下記リンク先より確認できる。
追手門学院大学 入試ナビ:【重要】追手門学院大学 2026年度公募制推薦入試前期日程のスケジュール変更について
記事:山口 夏奈(KEI大学経営総研 研究員)