日本文理大学 社会デザイン学環の開設を公表

日本文理大学(学校法人文理学園・大分県大分市)は、2025年6月2日、「社会デザイン学環」を新設する構想を公表した。2026年4月開設。入学定員は学士課程100名を予定している。

同学環は工学部と経営経済学が共同で運営。育成を目指すのは、「ダイナミズムのある人財」である。社会を構成するヒト・モノ・カネに関する振れ幅(社会を支える工学技術から企業経営まで)の大きい学修や、リアルな社会・産業課題を解決する社会デザイン実践プロジェクトを通じて、産業や社会を変革していくために必要な「人を動かし、人と共創するための力」を養成するとともに、これからの社会で必要となるAI活用・データ分析・DXマインドなどの時代に適したデジタルスキルを学生に獲得させることを目標とする。

日本文理大学 社会デザイン学環ホームページより

中でも特徴的なのが、通学型と遠隔・オンライン授業を組み合わせたハイブリット型のカリキュラムである。1・2年次に通学での対面授業で、学びに対する姿勢や課題に取り組むための基礎的スキルを養成したのち、3・4年次では、遠隔・オンライン授業を駆使し、学ぶ時間と場所にとらわれない学びの環境を提供。インターンシップや海外語学研修、提携大学への国内留学、企業準備など、学びと実社会での経験を両立させながら、主体的に学修を進められるカリキュラム設計となっている。

日本文理大学 社会デザイン学環ホームページより

詳細は下記リンク先から確認できる。

日本文理大学 社会デザイン学環
日本文理大学 TOPICS&NEWS:「2026年4月「社会デザイン学環」を開設」

記事:山口 夏奈(KEI大学経営総研 研究員)


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