
武庫川女子大学 新学長に高橋享子教授が就任
同大学初の女性学長 任期は2025年4月1日から2027年3月31日までの2年間
学校法人武庫川学院では4月1日付けで、武庫川女子大学の新学長に食物栄養科学部の高橋享子教授が就任した。高橋学長は武庫川女子大学の卒業生。また、同大学で女性が学長に就任するのは、1949年の開学以来初めてのことだという。任期は2025年4月1日から2027年3月31日までの2年間。
高橋学長の就任は、瀬口和義前学長の辞任に伴うものだ。瀬口前学長は2018年4月、前任者の辞任に伴い学長に就任。2019年4月、2023年4月に再任され任期途中であったが、健康上等の理由により、前年度限りで辞任することになった。高橋学長は、瀬口前学長の残任期間を引き継ぐかたちとなる。
高橋学長は大阪府出身。1974年、武庫川女子大学家政学部食物学科卒業。1992年5月~1993年9月、アメリカ・バンダ―ビルト大学医学部生化学科生化学教室留学。武庫川女子大学短期大学部の副手・助手・助教授などを経て、2006年武庫川女子大学生活環境学部食物栄養学科教授。2020年~2024年食物栄養科学部学部長、女性活躍総合研究所長。2022年4月から武庫川学院理事。2024年4月から副学長。
博士(家政学・武庫川女子大学)。専門は栄養免疫学。