
大阪公立大学 新学長に櫻木弘之教授が就任
前副学長 任期は2025年4月1日から2029年3月31日までの4年間
大阪公立大学では、4月1日付けで櫻木 弘之(さくらぎ ひろゆき)教授が第2代学長に就任した。任期は2025年4月1日から2029年3月31日までの4年間となる。
同日、同大学森之宮キャンパス(2025年9月開設)にて行われた就任会見では、「森之宮キャンパスを新たなイノベーションの創出拠点として、大阪という都市機能と一体となって持続的に発展成長する大学を目指していきたい」と抱負を述べるとともに、高度な専門性を土台とし、多様な価値観を理解しながら異なる文化や分野を超えて活動できる、次代を担う人材の育成に尽力することに意欲を示した。
櫻木弘之学長は1957年11月生まれの66歳。1980年 九州大学理学部物理学科卒業、1982年 同大学大学院理学研究科物理学専攻修士課程修了、1985年同研究科物理学専攻博士後期課程修了(理学博士)。専門は原子核物理学。
東京大学原子核研究所の研究員等を経て、1987年に大阪市立大学理学部に助手として着任。1994年 同大学助教授、1999年 同大学教授。その後も同大学において、理学部長・大学院理学研究科長、理事、副学長を歴任した。2022年からは大阪公立大学(大阪市立大学と大阪府立大学が統合)の副学長を務めた。